ねこみんの投資生活

ふつうの塾講師が適応障害をきっかけに投資を勉強していくブログです

【読書23冊目】株・投資信託・iDeCo・NISAがわかる 今さら聞けない投資の超基本 泉美智子

【マネーブリッジ】
ネット証券と同じグループの銀行があれば、銀行口座も同時に開設しておくのがおすすめです。「マネーブリッジ」といって、株式や投資買付時に銀行に預けているお金が使えるためです。また連携することで銀行口座の年利が有利になるなどいろいろな特典が利用できます。サービス内容は証券会社によって異なるのでチェックしてみましょう。(P.69)
→往信SBIネット銀行からSBI証券への送金は手数料がかからない。
 
iDeCoの特徴】
・投資額は5000円以上、1000円単位で決められる
途中で投資額を増やすこともできる
・運用商品は、元本確保型(定期預金など)と元本確保型以外(投資信託)がある
・運用は、iDeCoのサービスを提供している金融機関の商品を選んで行う
・運用益や許容できる損失を考えて商品を組み合わせる 組み合わせや掛け金の変更も可能
・税制優遇のポイントは3つ
投資額は所得控除
運用益は非課税
受け取り時は税制優遇
(P.78)
 
【権利確定日】
株式を購入しただけでは株主としての権利を享受できません。各企業が定めている「権利確定日」に株主として名簿に記載されていないと、配当や株主優待を受けられないのです。名簿に記載されるまでには、株式の購入後、2営業日かかります。ですから株を購入するときには必ず権利確定日を確認し、その2営業日前までに購入します。(P.111)
→例)決算日=権利確定日が10/31の場合、10/29までに株を購入しておかなければ、配当や株主優待を受けることはできない。
ただし、権利確定日前は株価が上がることが多い。
 
【板】
株式は市場で売買されています。
注文方法には価格を指定しない「成行」と価格を自分で指定する「指値」の2通りがあり、どちらを選ぶかは「板」で判断します。
「板」とは、売りたい人や買いたい人がどれだけいるか、株価の状況などがリアルタイムでわかる情報。証券会社のそれぞれの銘柄の「詳細」ページに掲載されています。(P.122)
 
【各ポイントの特徴】
Tポイント
SBI証券、SBIネオモバイル証券のサービス。提携企業が多く、貯まりやすいTポイントで投資。投資信託は100円から、株式投資は1株、数百円程度から始められる。株主優待や配当も受けられる。
Rポイント
楽天証券のサービス。楽天市場で買い物をしたり、楽天カードで決済すると貯まるRポイントで投資。100円からの投資信託や、株式投資に使える。
LINE証券のサービス。ショッピングやLINE PayなどLINEのサービスを使うと貯まるLINEポイントで投資。100円からの投資信託株式投資は1株数百円程度から購入できる。投資信託保有でポイントが貯まるメリットも。
(P.125)
→TポイントはVポイントと統合される予定とのこと。
 
【日本の株価指数
東証プライム市場に上場している約1800社のうちから、市場流動性の高さや業種のバランスを考慮して日本経済新聞社が225銘柄を選定し、その株価を平均したもの。
1968年1月4日時点の東証1部上場全銘柄の時価総額(株価×発行済株式数)を100として、その後の時価総額を指数化したもの。2022年4月4日の東京証券取引所の市場区分再編で、旧東証1部の全銘柄から段階的にTOPIX構成銘柄の見直しが行われている。
(P.133)
TOPIXは約2200銘柄。
 
投資信託では会社が破綻してもお金は戻ってくる】
販売会社や受託会社など、投資信託に関わる会社がもし倒産してしまったらどうなるのでしょうか。こうした場合でも投資家の財産が守られるような仕組みがつくられています。
まず、投資信託の証書は販売会社が、資金は受託会社が預かっています。また受託会社では、投資家から預かったお金と会社の資産は分別管理されており、もし受託会社が倒産しても、投資家の財産が差し押さえを受けるようなことはありません。また、販売会社や運用会社、受託会社どの機関が倒産した場合でも、別の会社に引き継がれるか、自動的に解約されてお金は手元に戻ってきます。運用結果による損失は投資をする上でやむをえませんが、会社が破たんすることで投資家が損害をこうむることはないわけです。(P.155)
→澤上さんの本でも説明されていた。仮に信託銀行が破綻しても、その時の基準価額で換金されるか、別の信託銀行に移管される仕組みになっている。