2023-01-01から1年間の記事一覧
【インフレでは10年国債の利回りから上がる】 米国のインフレ率は2020年に上がり始めたのですが、それに最初に反応したのが10年国債の利回りでした。通常どの国でも、金利の中ではイの一番に動くのが10年国債の利回りです。 (中略) これは、多くの債券銘柄の…
【本業とは】 企業は、自社のルールブックにあたる「定款」を作成します。この定款の中には、企業がどのようなビジネスをするのかについて記載をする場所があり、ここに記載されたものが「本業」になります。 たとえば、リンゴを仕入れて売っているような企…
【行動経済学の体系】 非合理的な意思決定メカニズム=行動経済学の本質 認知のクセ ・計画の誤謬 ・自制バイアス ・身体的認知 ・メンタル・アカウンティング ・真理の錯誤効果 ・システム1vsシステム2 ・確証バイアス ・解釈レベル理論 ・快楽適応 ・ホッ…
【必要なのは相手意識】 初心者の方は、「誰に」「何を」伝えるかを考えてから記事を書くだけで、ブログ執筆の成長スピードが段違いに上がります。絶対に、です。例えば新宿にあるおいしいラーメン屋の記事を書くことになったなら、次のように考えます。 ・どん…
【成長株と割安株】 ●成長株(グロース株)…売上や利益を年々増やしている企業の株 ●割安株(バリュー株)…企業価値に比べて実際の株価が過小になっている企業の株 (P.13) 【債務超過】 債務超過とは、資産より負債のほうが多い状態を言います。つまり、資産をす…
【騰落率】 騰落率とは、過去の一定期間の基準価額の変動率のことです。 たとえば、基準価額が1万円のファンドが1年で1万1000円になれば、騰落率は1年で10%となります。騰落率がプラスだと運用実績が良いと考えられますが、あくまでも過去のある期間だけの…
【限界効用逓減の法則】 最下位のグループと比較すると、最上位のグループの税引後所得は14倍にもなるが、基本的生活費への支出額は3.3倍にすぎない。 なぜ、支出は収入に比例して増えないのだろう? これは、経済学で「限界効用逓減の法則」と呼ばれる効果の…
【政府の市場への介入効果は限定的】 株価が高値圏にあったのは、企業業績が好調を続けているゆえであることはもちろんだが、日銀のETF買いが続いていることも大きな要因になっていた。 思い出すのは、岩戸景気を背景とした投信ブームで熱狂した強気相場が、…
【株式会社の起源】 世界初の株式会社は、1600年にイギリスが香辛料などの東方貿易のために設立した東インド会社です。ヨーロッパから東南アジアまでの長距離にわたる航海は、当時は非常にリスクが高く、無事帰って来られる可能性は決して高いものではありま…
【三角もちあい】 株価チャートをよく見ると、あちこちに三角形ができていることに気づきます。出題したのは、超特大三角もちあい。他にも、1週間や数日単位で作られる三角もちあいをよく見ます。1日の値動きの中にも、小さな三角形がよくできます。 三角形…
【副業ライターの種類】 副業ライターの仕事として考えられるのは、インターネット上でサイドビジネスとして受注できる、すべてのライティング作業です。 例えば、以下のような種類があります。 ブログライティング、新製品モニターのレビュー投稿、テクニカ…
【年金は受け取りを遅らせるほど増える】 年金受給年齢を繰り下げると、66歳以降1ヵ月繰り下げるごとに、受給開始後の毎月の受給額が0.7%ずつ増えます。死ぬまで毎月、受け取り分が増えるのです。 1年繰り下げると、0.7%×12ヵ月で、毎月の年金額が8.4%増…
【リタイア後に必要な費用】 生命保険文化センターの調査によると、ゆとりある生活に必要な費用は月37.9万円(2022年度)。収入を月23.7万円とし、ゆとりある生活を100歳まで続けたとすると、約6,000万円が必要です。(P.33) →23.7万円はリタイア後の夫婦の年金…
【ETFの信託報酬が安い理由】 一般の投資信託の場合、信託報酬は受託会社と販売会社、運用会社で分け合う形になっています。特に取り分が多いのは販売会社で、信託報酬の約半分を得ています。 この点、ETFは株式と同じように市場に上場されています。買う時…
【事象は基本的な原理の組合せ】 作家のジョン・リードは著書「Succeeing」(未訳)のなかでこう述べている。 ある分野について学び始めたときは、覚えなければならないことが無数にあるように思える。だが、実際にはそんなことはない。必要なのは、その分野を支…
【配当株投資は株式投資の王道】 株式投資をしている人の多くは、株価上昇による利益を「主産物」と考えて、配当金は単なる「副産物」や「おまけ」のように考えていますが、私はまったく逆の見方をしています。 株式投資の「王道」は配当株投資であり、配当金がその「…
【インデックスファンドとETFのリレー投資】 ETFは保有期間のコスト(信託報酬)が低いことが多く、長期投資に向いています。しかし、積立によるドルコスト平均法が使えません。 その問題を解決する方法として「リレー投資」という方法があります。 リレー投資と…
【株価決定の2原則】 ①「価格優先の原則」はあたりまえ 買い注文は、値段の高い注文が安い注文よりも優先します。売り注文は、値段の安い注文が高い注文よりも優先します。 これが「価格優先の原則」です。 「この値段で売りたい、買いたい」と出した値段を「呼値」…
【お金の定義】 IMF(国際通貨基金)のウェブサイトを見ると、「お金とは?」という定義が明記されています。 それによれば、「お金」として認められるためには、次の3つの条件を満たしていなければなりません。 ①価値を温存する(Store of Value) 私たちの価値(問…
【5000万円の資産で実現する生活レベル】 5000万円の資産を持つと、どんな生活ができるのでしょうか?宇宙に行ったり、ロケット開発をすることはできないでしょう。 きっと私と同じようなことだと思うのです。それは、金のために働くのをやめることができる…
【適正PERの目安】 だいたいの目安ですが、1株益が2倍に成長すると考える投資家が増えると、PERは15倍の2倍の30倍が適正な水準として意識され、1株益が3倍に成長すると考える投資家が増えるとPERは15倍の3倍の45倍が意識されるようになります。(P.38) →3~5…
【iDeCoの控除の仕組み】 所得税や住民税は、毎年1月1日なら12月31日までの所得に対して課税されます。 といっても、1年間の収入からそのまま税額を算出するわけではありません。 まず、1年間の給与収入から経費にあたる「給与所得控除」を差し引いて「…
https://www.buffett-code.com/industries 東証33業種 →まずは業種区分を知るところから。 【ROEについての留意点】 ○ROEが高いほど企業の資本効率がよく、投資家にとって魅力的とされている。 ○借入金を増やせばROEを高めることができる(借金≒他人資本を増…
【テンバガー】 投資の世界では、株価が10倍に跳ね上がる銘柄を「テンバガー」と呼ぶ。「バガー」とは、野球用語で塁打のこと。それになぞらえて、1試合で10塁打を記録するほどの驚異的な銘柄を、テンバガーと呼ぶのである。 このテンバガーという言葉は、ピータ…
【FXのレバレッジは最大25倍】 FX取引を行うには取引業者に口座開設し、そこに資金を担保金として預けます。この担保金が証拠金です。 外貨預金とFXのいちばんの違いはレバレッジの有無です。外貨預金は買い付けた金額だけで運用しますが、FXなら証拠金の何…
【理想的な老後の資産額】 私はいつも、老後の理想的な経済生活に関して、次に示す単純な計算式を想定しています。それは、 2億円×3%+240万円=840万円 という算式です。 この算式の中の「2億円」は資金総額です。「3%」は目標とする「手取りの配当利回り」です。…
【マネーブリッジ】 ネット証券と同じグループの銀行があれば、銀行口座も同時に開設しておくのがおすすめです。「マネーブリッジ」といって、株式や投資買付時に銀行に預けているお金が使えるためです。また連携することで銀行口座の年利が有利になるなどいろ…
【資産運用を「継続」するには理論や哲学が必要】 資産運用は、知的作業である前に精神的な作業です。2017年にノーベル経済学賞を受賞したのはシカゴ大学のリチャード・セイラー教授でした。受賞理由は「行動経済学の理論的発展に貢献した」ことです。 行動経…
【利益は問題解決の対価】 お金は問題解決してくれた人や企業に集まります。難しい問題であればあるほど、解決できれば付加価値が高まります。 顧客が抱えた問題を大きく解決できる企業の利益率が高いのは当然なのです。日本人は利益率の高い企業を「儲けすぎ…
【再現性で勝つ】株で勝つためのたった1つの法則とは、「再現性」を知ることです。株で勝ち続けている投資家は、「勝つための再現性」を最重視しています。この再現性を知るだけで、あなたは見違えるほど上達して、投資の運用方法や勝率を上げやすくなるはずで…