ねこみんの投資生活

ふつうの塾講師が適応障害をきっかけに投資を勉強していくブログです

【随時更新】投資用語集

これまでに学んだ投資用語をこちらにまとめていきます。※随時更新

 

株式投資とは、一般的に証券取引市場に上場している企業の株を売買することです。
日本の主な証券取引市場は、東京証券取引所(東証)一部・二部、ジャクダック・マザーズ(新興市場)のほか、大阪・名古屋・福岡・札幌にもあります。各市場ともだいたい、土日祝日を除く9時から15時まで株式の売買が行われており、その価格は翌日の新聞などに掲載されています。
投資家は「証券会社」を通して、お目当ての企業の株を売買します。取引外の時間でも注文は可能です。(「いちばんカンタン!資産運用の超入門書 湯之前敦」P.82)
 
【単元未満株】
単元株数以下の株数で売り買いできる投資法もあります。これは「単元未満株」といわれ、1株から購入することができます。
株価が4000円の銘柄の場合、通常の取引では40万円が必要ですが、単元未満株なら1株4000円から買い付けが可能になります。
(「いちばんカンタン!株の超入門書 改定3版 安恒理」P.58)
 
【PER(株価収益率)】
株取引でよく使われる指標にPER(株価収益率)があります。株価収益率というと少し難しく思えますが、カンタンにいえば「株価が1株当たりの利益の何倍か」ということなのです。つまり、PERが低いほど会社が生み出す利益に対して株価が割安、ということになります。
具体的な計算方法は「株価を1株利益で割る」となっています。
たとえばA社の1株利益が200円だったとします。株価が5000円だとしたら、A社のPERは25倍になります。言い換えると、「A社に投資したお金の回収まで25年かかる」ということになります。
これから株を買うのなら、なるべくPERが低い銘柄を選ぶべきです。その際に気をつけたいのが、業種によってPERの水準が異なること。たとえばIT関連企業は、成長力への期待が高く、PERが高い(100倍を超えるPERも珍しくありません)傾向にあります。たんに数字だけを見るのではなく、同業他社と比較してみましょう。
(「いちばんカンタン!株の超入門書 改定3版 安恒理」P.80)
 
【PBR(株価純資産倍率)】
PERが株価を利益から判断するのに対し、株価を会社が持っている財産(純資産)から判断するモノサシがPBR(株価純資産倍率)です。
これは、株価を1株当たりの純資産(BPS)で割って求められ、会社が仮に解散したときの株主の取り分を示します。
PBRが1倍なら、株価と同じ資産を受け取れることになります。PBRが1倍を割っていたら、解散価値より株価が下回っているということになります。そのため、PBRが1倍未満ならその会社の株価は底値圏にある、との見方ができます。
(「いちばんカンタン!株の超入門書 改定3版 安恒理」P.82)
 
企業の収益性を測るモノサシもあります。それがROE(株主資本利益率)です。
これは、株主の持ち分である株主資本に対して、どれだけの利益が上がっているかを示します。求め方は、税引き後の利益(当期純利益)を株主資本で割ります(×100=%)。
ROEが高いと、会社が株主資本を効率良く使い、利益を上げるために上手な経営が行われていることを示しています。逆にROEが低い場合は、資金をうまく使いこなせない下手な経営を行っていることになります。
(「いちばんカンタン!株の超入門書 改定3版 安恒理」P.84)
 
投資信託(ファンド)は「多くの投資家から集めたお金をひとまとめにして、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券などで投資・運用する商品」のこと。その運用から得られる利益を、それぞれの投資家の投資額に応じて分配するしくみです。
主に証券会社・銀行・郵便局・金融商品仲介業者などの販売会社を通じて販売されます。(「いちばんカンタン!資産運用の超入門書 湯之前敦」P.90)
 
ETF(上場投資信託)】
ETFとは、上場投資信託のことです。株式と同じ方法で買い付け・売却できる、証券取引所に上場している投資信託のことを指します。
ETFは、指数に連動した値動きを目指す方法で運用されています。インデックス型に似ていますが、投資信託が特定の金融機関でしか売買できない一方で、国内のETFは全国の証券会社で取り扱われており、取引所の取引可能時間であれば好きな時間に売買ができます。(「マンガと図解はじめての資産運用 頼藤太希・高山一恵」P.50)
 
REIT
REIT(リート)は不動産を対象とした投資信託のことです。数万円から購入できるため、実際に不動産を購入して運用する不動産投資よりも気軽に不動産に投資できます。
REITは、賃料収入や不動産価格の値上がりによる利益の配分が主な収入源です。不動産市場は景気の影響を受けやすいと言われますが、家賃を払う人が急にいなくなるわけではありません。賃料収入によって安定した利益を望むことができる点は大きなメリットと言えるでしょう。(「マンガと図解はじめての資産運用 頼藤太希・高山一恵」P.52)
 
【コア・サテライト戦略】
投資の基本となる考え方に「コア・サテライト戦略」というものがあります。
資産を安定的に運用する「コア」と、積極的に運用する「サテライト」に分け、自己の資産のうち、コア部分を7~9割、サテライトは残りの1~3割で運用する手法です。
コアとなるのはバランス型・インデックス型の投資信託や債券、サテライトとなるのがアクティブ型の投資信託や株式、FXなどの値動きの大きな金融商品です。
(「マンガと図解はじめての資産運用 頼藤太希・高山一恵」P.152)