ねこみんの投資生活

ふつうの塾講師が適応障害をきっかけに投資を勉強していくブログです

【読書37冊目】解くだけでお金が増える!資産形成トレーニング 工藤清美

【リタイア後に必要な費用】
生命保険文化センターの調査によると、ゆとりある生活に必要な費用は月37.9万円(2022年度)。収入を月23.7万円とし、ゆとりある生活を100歳まで続けたとすると、約6,000万円が必要です。(P.33)
→23.7万円はリタイア後の夫婦の年金等の収入を想定している。
 
【126の法則】
現役世代は積立投資をして資産形成をするのが一般的です。72の法則はとても便利なのですが、残念ながら積立投資には使えません。積立投資で元本が倍になる年数・利率を知るには、慶應義塾大学の枇々木規雄教授が提唱した「126の法則」がとても便利です。「年数×利率=126」で積立投資をした場合に、資産が倍になる年数・利率が簡単に計算できます。(P.59)
→たとえば、毎月3万円の積立投資をして、25年間で資産を2倍にする場合、126÷25=5.04、約5%の利率が必要なことがわかる。
 
【2タイプのFP(フィナンシャル・プランナー)】
独立系FPには2つのタイプがあります。1つはお客様からの相談料(フィー)を収入源としているFP。もう1つは、商品販売手数料(コミッション)を収入源としているFPです。(P.135)
→前者は相談料が安いが、金融商品に対しての中立が担保されにくい。
 
【復興特別所得税
東日本大震災の復興のために設定された税金で、2037年末まで課税予定。
税率は「所得税額(15%)×2.1%」。よって厳密には、運用益に対する税率は20.315%となる。
(P.167)