ねこみんの投資生活

ふつうの塾講師が適応障害をきっかけに投資を勉強していくブログです

【読書39冊目】先行き不透明な時代の自己防衛術 副業ライターのはじめ方 しげぞう

【副業ライターの種類】
副業ライターの仕事として考えられるのは、インターネット上でサイドビジネスとして受注できる、すべてのライティング作業です。
例えば、以下のような種類があります。
ブログライティング、新製品モニターのレビュー投稿、テクニカルライティング、会社案内や製品説明、書籍のブックライティング、雑誌の記事執筆、ウェブマガジンのコラム執筆、ニュース解説記事、相場解説記事、リライト、メールマガジンの執筆、コピーライティング、テープ起こし、ウェブサイト原稿執筆などです。(P.23~24)
 
クラウドソーシング】
クラウドコンピューティングクラウドが「雲」であるのに対し、クラウドソーシングのクラウドは「群衆」の意味。企業が業務の多くを外部委託するアウトソーシングが普及してきたが、インターネット上のサービスを利用することで、不特定多数の企業や個人に業務を委託できる。主に知的生産に関する業務が中心だが、インターネットが企業と個人の協力関係を容易にしつつあり、今後の個人の働き方にも影響を与えると注目されている。(P.37)
→主なクラウドソーシングのサービスは、「ランサーズ」「クラウドワークス」「ココナラ」。
 
【コッソリ副業はやりにくくなりつつある】
昨今では、普通徴収を選んだだけでは、副業が会社にバレないという保証がなくなりつつあります。それは、全国的に特別徴収を推進することが推奨されており、自治体によっては特別な理由がない限り、普通徴収を認めない場合が増えつつあるためです。
また、副業でアルバイトなどの給与所得がある場合は、原則として特別徴収が適用されるので、確定申告で普通徴収を選んでも、会社に住民税の額が報告されます。
その他、住宅ローン控除や医療費控除、ふるさと納税などの控除を受けたり、株式投資をしている場合にも、副収入があることが会社に知られてしまう可能性があるようです。
そのため、確定申告で普通徴収を選べば副収入が会社に知られないということは、保証されなくなってきました。これらのことは自治体ごとに対応が異なるので、各自治体で確認してください。(P.48)
 
【インターネット副業は楽天銀行の口座が便利】
ウェブライターの仕事に対する報酬は、銀行口座への振り込みで行われます。その際、発注者側に比較的好まれるのが楽天銀行です。楽天銀行の口座であれば振込手数料を差し引くことはしません、という発注者も多いのです。
また楽天銀行であれば、報酬が振り込まれた際にはすぐにメールで報告が届くので、振り込み予定日に振り込まれたかどうかということも、パソコンの前に居ながらにして確認できます。ウェブライターに限らず、アフィリエイトなどのインターネットを利用した副業を行う場合は、楽天銀行の口座を持っていると便利でしょう。(P.57)
 
ブログライターとプロブロガーの違い】
同じ広告を掲載しているのですが、ブログライターはスポンサーが要求する記事を投稿して広告を掲載しただけで収益が発生するのに対し、プロブロガーの場合は広告がクリックされたり、広告経由で商品やサービスが売れるなどしなければ収益が発生しません。
ただし、掲載料という定額収入を受け取ることもできます。
そのため、ブログライターではアクセス数や広告の収入に関係なく収益が発生しますが、その金額は非常に小さくなります。
一方、プロブロガーの場合はアクセス数や広告の効果により収益が変わりますので、まったく収益が発生しないリスクがあると同時に、労力をはるかに上回る収益を得られる可能性もあります。(P.83)
ブログライターの場合は、記事にURLを貼っていることが必要。被リンク数が検索した場合に上位に入る条件になると言われているため。
 
【ブックライト代行】
次のような方法で書き上げるブックライターの仕事であれば、チャンスはあります。それは、表向きの執筆者が著者となっている既存の出版物複数を元ネタとして、新しいタイトルの本を出す、という場合です。この手の案件も募集されているので、腕に自信がある人は、こまめに募集サイトをチェックしておきましょう。この方法であれば、元ネタの書籍を与えられるだけで取材は不要、という場合があるので、副業ライターでも参入する余地はあります。
また、表向きの執筆者がこれまでに講演した内容を本にまとめる、という仕事もあります。この場合も、講演で使用した資料や講演内容の記録、あるいは音声情報を元に執筆でき、文章力と編集力があれば、決してできない仕事ではありません。
報酬は、原稿料として買い取りの場合がほとんどですが、まれに印税として支払われる場合もあります。その場合、表向きの著者が得る印税の何割かが割り当てられるのですが、増刷がかかった場合は不労所得になるので、売れ行きの良い書籍のブックライターの受注に恵まれた場合、思わぬ副収入が発生することになります。(P.114)
 
【参考書籍は与えられることも】
ウェブサイトのライティングの仕事では、参考資料として書籍を購入した時、書籍代を発注者に請求できる場合があるので、受注時の条件を確認しておくとよいでしょう。この場合、購入した書籍は発注者に渡すことはまずなく、そのまま執筆者の所有物となることが多いので、稼ぎながら書籍や知識も手に入るのだと考えると、得をした気分になれますね。(P.131)
 
【身に着けたいHTMLの知識】
今後、より単価の高い仕事を受注するために副業ライターとしての仕事の幅を広げていくのであれば、前述した通り増加傾向にあるWordPressへの直接投稿方式にも対応できるようになっておくと有利です。そのためにはHTMLの知識を得ておいた方が有利ですが、それほど構える必要はありません。WordPressへの投稿と編集でライターに求められるHTMLの知識は、非常に基礎的なことだからです。
ですから副業ライターとしては、HTMLの入門書(本当に簡単な物で構いません)を1冊だけでも通読しておくことをお勧めします。中でも、簡単なホームページの作成練習ができるタイプの本がお勧めです。実際にHTMLを記述してみないと、なかなか理解できない部分もあるからです。(P.145)
 
【記事が蓄積されると収益につながる】
ブログを立ち上げた当初は、記事を投稿すると一時的にアクセスが増えますが、それらは新着情報などから集まったものなので、収入には結びつきにくいアクセスです。ところが記事が300を超えた頃からは、投稿しなくても常時一定のアクセスが集まるようになりました。
これは、検索サイトを通して集まったアクセスなので、収入に結びつきやすくなります。
つまり、知りたいことを調べている人たちが検索サイトを経て訪問しているので、そこに表示された関連広告をクリックする可能性が高まるのです。
ですから、ブログなどで好きなことを書いてアフィリエイトをする場合には、ある程度記事が蓄積されるまでは、収入が発生しなくても、気長に更新を続ける必要があります。その代わり、いったん検索サイト経由でアクセスが集まるようになると、しばらく(たとえば1ヵ月くらい)更新しなくても、毎日一定のアクセスが維持されるようになります。この状態になると、副業ライターでは味わえなかった不労所得を得ている状態になるので、非常に楽しくなってきます。(P.201~202)
→つまり、ブログ記事が「資産」になる。
特に閲覧回数が多かった内容を集めて電子書籍にする方法もある。
サイエンスに関わる話題の投稿をすれば、本業のための蓄積にもなるし、一石二鳥。